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2004.06.02

Yahoo! BB顧客情報漏えいとPC JAPAN休刊について思う

 Yahoo! BBの顧客情報漏えいをめぐり、5月31日に記者会見が開かれました。

ソフトバンクBB、恐喝未遂事件容疑者逮捕を受け発表会開催
~「PC JAPAN」休刊へ。容疑者の1人は「PC JAPAN」に執筆するライター~
(Broadband Watch)

一連の顧客情報漏えいに関する責任をどう取るのか、という質問に、孫社長はこのように答えました。

「デジタル情報革命、ブロードバンド革命を全うさせるのが最大の責任であり、途中でこの事業を投げだす訳にはいかない。」

年金の未納やら企業の不祥事やら、さまざまな悪い話が飛び交う昨今ですが、孫社長の考え方には賛成です。企業に見合った顧客獲得をせずに急成長しすぎるあまり、セキュリティや顧客対応がおろそかになったという現実は確かにあるでしょう。しかし発生してしまった問題は辞めれば解決するわけはなく、むしろ企業のトップとしていかに問題を解決していくかが重要ではないでしょうか。。もちろん、故意に汚職や犯罪を犯したなら退任すべきだとは思いますが。

日本は腹切り文化とでもいいましょうか、ミスをしたら辞めればいいという風潮が強いですが、それはまったくもって責任を果たしていない。単なる逃げにしかすぎません。ミスはきちんと自分で償う、それこそが社会における人としての責任行為ではないでしょうか。

しかし問題なのはPC JAPANの休刊対応。孫社長は同会見でこのように発言しています。

「ソフトバンク・パブリッシングの目的は、IT業界の健全な発展のための出版であった」

本当に健全な発展のための出版であるならば、そしてその一環として発行された雑誌であるならば、たとえ今回の容疑者が執筆していたとしてもなぜそのミスを償わず、休刊にして終わらせてしまうのでしょうか。孫社長がブロードバンド革命をまっとうさせるために退任しないのと同じように、PC JAPANは健全なIT業界の発展のために方向性を修正していくことこそが、孫社長のモットーに合致するのではないでしょうか。

健全な発展ではない出版は休刊にしてしまえ、そういう理論であるならば、PC JAPANより先にネットランナーこそがその対象として考慮すべき雑誌ではないでしょうか。このままPC JAPANだけが槍玉にあがるなら、孫社長が貫こうとしている責任とは真逆の行為がPC JAPANに対して行なわれてしまうようで至極残念です。

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とりあえず、ソフトバンク関連の出版物については、オイラはもう、よほどのことがない限り買わないと思う。 [続きを読む]

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