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2004.08.25

ソーシャルネットワークの未来

以前書いたエントリ、ソーシャルネットワークの可能性の続き。

上記エントリにタカシさんよりコメントいただいたUUME。残念ながら、これもまた私にとってはいまいち可能性を感じない、いや、いわゆるクローズドなSNSよりも魅力が低いのです。

ご紹介いただいた記事にはこうあります。

同様の機能は他ソーシャルネットでも利用できるが、あくまでユーザー同士のコミュニケーション機能であって、ビジネスとは直結しない。一方uumeでは、コミュニケーション機能をビジネスの核に位置づけ、“信頼性の高い口コミメディア”として売り出す計画だ。

その考えはわからんでもないですが、大事なのはユーザーにとってその狙いは何のメリットもないこと。私の危惧する「つながりに意味を持たない」という点では、オープンであろうがあまり変わりがない気がするのです。

さらにこのオープンさが実はデメリットにもなるんではないかと。GREEにしてもMIXIにしても、友人の招待でしか入れないからこそ、友達が直接さそうという一番いい勧誘方法が促進されると思うのです。これが自由に登録できるのでは、せっかくの勧誘能力も失われる。そしてSNS自体の魅力が他より秀でているのであれば別ですが、使い勝手が細やかなだけでは、自主的に登録したくなるほど人をひきつけるものもないかもしれないと。

そしてもうひとつ気になるのが社長のコメント。

個人サイトが情報を一点から発信する「点」のメディア、Blog(ブログ)サイトが、トラックバックを通じて情報を拡散させる「面」のメディアであるのに対して、ソーシャルネットのコミュニティは、集まった人々が、情報を共有し、知識や人間関係を深めてゆく「立体」のメディア。

それはどうだろう。むしろ実世界ではまったくつながりのない人が、興味のある話題で繋がっていくことのほうがよっぽど立体的な気がするんですが。百歩譲ってSNSが立体だとしても、圧倒的にユーザー数の多いブログ全体で考えれば、絶対量はブログが上ではないかと。

とまぁ相変わらずSNSに否定的な私ですが、実は気になるサービスも出てきました。

それはヤマハの音楽コミュニティ「プレイヤーズ王国」です。

サービスの詳細はニュースリリースを読んでいただければわかると思いますが、基本的には音楽活動を行っている人たちが、自分の作品をネットで公開できるコミュニティです。それが今度からユーザー同士のリンクやコミュニティ形成が可能になり、さらには作品を公開しないユーザーも参加できるようになったことで、音楽を聴くという立場でもコミュニティに参加できる。こういう「音楽」という求心力があるならば、そこでこそ「登録自由」なメリットが生きて来るんだと思うんですね。

自分のページを持つということは、自分にとってのアイデンティティがなければならない。そういう意味では単なるファンサイトではなく、音楽活動をするというアイデンティティを持つ人々とSNSというのは、とても相性がよさそうな気がしております。

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