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2004.09.02

DDIポケットの新データ圧縮サービス「bytemobile」レビュー

DDIポケットが、新しいデータ圧縮サービスの試験を9月1日より開始しました。

新データ圧縮機能の試験モニター募集

以前から明らかにしていた体感256kbpsの圧縮サービスではなく、Venturi Wireless社の技術を使った「トルネードWeb」とは別に、Bytemobile社の技術を使ったサービスをもう1つ提供するという位置付けのようです。

ちなみにBytemobileは、NTTドコモの@FreeDや日本通信のb-mobileで採用されている技術です。

@FreeD(NTTドコモ)

b-mobile

9月1日からと言いながらも実際には8月31日から使えちゃってたこのサービスの使い心地を簡単にレポートしてみます。


まずはじめに、トルネードWebと比較した上でのBytemobileの特徴を挙げてみます。

トルネードWebは専用ソフトが必須のデータ圧縮であるのに対して、bytemobileは必ずしもソフトは必要ありません。bytemobile用のアクセスポイントに接続するだけで第1段階の圧縮が可能で、さらにPCに専用ソフトをインストールすることで2段階の圧縮が可能になるのです。

この「アクセスポイントに接続するだけ」というのがポイントでして、それは何かというと、パソコンでなくても音声端末でも使えちゃうということ。そもそもあまり大きなサイトを見られないAH-J300xVシリーズは別として、普通のインターネットサイトが見られるAH-K3001Vには結構大きな利点です。

という訳で、このbytemobileをAH-K3001Vでの利用とPCでの利用に分けてレビューしてみます。

まずはAH-K3001Vでの利用から。一番大事なデータ圧縮ですが、サイトをすべて読み込むまでの時間はそれほど違いはありません。うちのブログにアクセス、「接続中」の表示が消えた時点から読み込み中のバーが消えるまでを計測、5回分の平均を取ってみました。

圧縮なし:61.8秒   bytemobile:51秒

数値だけではわずかながらも速くなっていますが、実はもっと大事なのが読み込み中の動作。圧縮なしで結構重めのサイトを表示すると、スクロールが可能になるまでかなり待たされてしまうのですが、bytemobileだとデータ読み込み中でもスクロールが結構サクサク進められるのです。いつも通勤中にひと様のブログとか読んでると「読み込み重いなぁ」とか感じるんですが、bytemobileを使うとわりと重さが気にならなくなります。これは体感なので人によるとは思いますが。

表示される画像も圧縮されているのでややつぶれて表示されますが、そんなに気にはなりません。地図とか表示して文字が読めない! なんてこともありませんでしたし。ソフトを併用しなくてもある程度の圧縮は実現できています。

面白かったのはbytemobile利用中のメール、ブラウジング。まずはメールですが、bytemobile回線にしていても新着のEメールは届きます(これってbytemobile以外でもそうなのかな?)。手動受信やメール送信はできないんですが、Club AirH"回線でなくても新着メールが届くのは結構ありがたい。ライトメールは電話ベースですから回線に関係なく届きますから、メールを受動的に利用している人はbytemobileにしっぱなしでもあまり影響がないかも。

さらにサイト閲覧ですが、最初からオフィシャルサイトへアクセスするとなぜか自動でClub AirH"回線で接続しに行きます。その後続けて他のサイトを見ると、回線はClub AirH"のまま。

ところが先にbytemobileで普通のサイトへアクセス、そのままオフィシャルサイトへアクセスしてもこれまた見えてしまうんですね。ここからさらに自分のブログへアクセスして回線チェックしましたが、bytemobileのまんま繋がってました。つまりオフィシャルサイトを頻繁に使う人でも、bytemobileのままつなげるのであれば切り替えの手間がいらないのです。考えてみればDDIポケットの公式回線なので当たり前と言えば当たり前ですが、自動でClub AirH"回線とかに迂回するのはちょっと面白い挙動でした。

※追記
どうやらアクセスできるのはオフィシャルサイトのトップページどまりみたい。回線がPrinaかどうかを見てるのかな? 公式コンテンツ使う人は切り替えの必要ありそうです。

お次にPCで使う場合ですが、結論からいうとトルネードWebより遙かに使いやすい。トルネードWebは回線を切り替えた時の判断があまりよろしくなくて、たとえば無線LANからAirH"に切り替えたり、AirH"繋いだままVPNを使い、VPNを止めてAirH"に戻した時などは、トルネードWebがとまったままなので手動で起動させなければならなかった。

これに対してbytemobileだと、無線LANから移行したり、VPNを止めた場合でも瞬時にAirH"回線を判断して起動してくれます。このスピードはかなり快適。まぁ回線ごと圧縮用の回線なんですから、違うのが当たり前かもしれませんが

とメリット大きそうなサービスなんですが、正式サービスにはやや不安が。特定のアクセスポイントに繋がなければならないということは、汎用性にかけるということです。トルネードWebであればぷららだろうが@niftyだろうがDIONだろうが、どのISP接続でも使えましたが、特定のAPに繋がなければならないbytemobileだとそうはいかない。使えるISPは限られることになります。

特定の回線につなぐとなると、やはり考えられるのはISPとしてのPRIN接続。そうすると自分が加入するISP以外の接続料も必要になってしまいそうです。普通のISPもbytemobile用にサーバー立てて、わざわざISP用のAPを作るとなると余計なコストかかりますし、あまり期待できない。やったとしてもDIONくらいでしょうか、でもKDDI離れるDDIポケットだとDIONすらサポートは微妙……

結局正式サービスの時には、「PRINに繋いだら利用できます」みたいなことになっちゃって、お金に厳しいDDIポケットユーザーは使わなくなっちゃうんじゃないだろうか。

ちなみに試験サービス中は接続料無料ですから、手間を惜しまなければ期間中だけ料金プランをもっとも安いものに変えておくと料金節約できそうですよ。

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