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2004.12.16

Re: モバイルムービーをもう一度考える

裏編集後記キター!

というわけで恥ずかしげもなく通勤電車でデカレンジャーと仮面ライダー剣を連続で見ております。もう動画プレーヤー街道まっしくらでございます。そんな私からもモバイル動画について考えてみたいと思います。

モバイル動画のポイントは私が思うに2つ。それを裏編集後記の中のキーワードから拾うと「動画を携帯して外で見たいというニーズ」「知らない人たちの前で映像を見るのはかなり勇気が必要だ。(不思議とゲームはあまり抵抗がない)」だと思います。

まず動画のニーズですが、これはおそらく高いニーズがあるでしょう。なぜならやっぱりテレビや映画といったコンテンツの面白さは、あくまで現状ではWebブラウザ内のコンテンツではかなわないくらいのクオリティだと思うから。インターネットがだいぶ普及したように見えて、今だ世間の話題はテレビが中心(新聞中心、からは少し変わってるかもしれませんが)。ネットどっぷりの会社ならともかく、一般的な企業であれば話題の中でテレビが占める比率も高いでしょう。コンテンツビジネスにおいて、市場全体ではなくあくまでコンテンツ1作品で高い収益&話題になるのは「いま、会いにゆきます」みたいな映画だったりします。

問題はそのニーズに対して「知らない人の前で映像を見ること」が恥ずかしいという気持ちがあること。たしかに現時点では恥ずかしい部分もあるかもしれませんが、この解決法はその後に続く「ゲームは抵抗がない」が答えを導き出していると思われます。

今でこそ電車の中でフツーにゲームしている女性も多く見かけますが、すくなくともゲームボーイが登場したての頃は、電車内でゲームするのは回りから浮く行為だったのは事実でしょう。それがなぜゲームやっていても違和感がなくなったかといえば、それだけゲーム世代が大人になっていることと、携帯ゲーム機のシェアが高まっている、この2点だと思います。

そもそも行為を純粋に見るなら、ほぼ誰もが家庭で見ているテレビのような動画と、「コドモのもの」との印象もまだぬぐいきれていないゲームでは、他から見た時の違和感はゲームのほうが大きいでしょう。それを感じさせないのは普及率やゲーム世代という、いわば「数の暴力」的なものだと思います。

ゲームボーイシリーズは大変な普及を遂げましたが、それに対してモバイル動画プレーヤーはまだまだ。PSP登場前は、明らかにコストパフォーマンスの悪いモバイル動画プレーヤーしかありませんでした。これがPSPの登場で少しは変化がおきるかもしれません。DVDレコーダ市場でよく言われる「普及率が10%を超えると急激に市場が伸びる」という話は、モバイル動画プレーヤーでも同じことでしょう。今の普及率ではまだまだ「恥ずかしい」かもしれませんが、行為そのものが恥ずかしい訳ではないのですから、機器の普及につれて少しずつモバイル動画ユーザーが増えていけば市場も広がっていくのでは。

で、その一助になりそうと思っているのが今日から始まったボーダフォンの「Vodafone live! BB」。これはパソコンでダウンロードしたコンテンツをメモリカード経由で携帯にうつし、携帯で暗号鍵を購入して再生するというサービスで、コンテンツ次第では携帯で手軽に動画が見られる環境が整うでしょう。韓国ドラマを1話配信したらかなりのニーズになるのではと思います。

携帯はとてもありがたい魔法の箱で、電車の中でゲームなんて、と思ってた人も携帯のゲームならやってたりする。そして意味のない恥ずかしさが少しずつなくなり、電車の中でゲームするという行為に違和感がなくなっていく。動画も携帯で見ることから慣れ始め、そのうちもっと安価で使いやすいプレーヤーが登場したときにのびていくのではと思います。

1つゲームと動画の違いを上げるなら、動画は誰が見ても内容わかりますが、ゲームは「ゲームだね」程度の認識で、知らない人は何やっているかわからないということ。でもそれはやってる本人の意識であって、ハタから見たら電車の中でなにかしらやってることにはかわりないですよね。単に「人と違うこと」が恥ずかしいのか、それとも本当に人として恥ずかしいことなのか、そこは似ているようでまったく違う問題に思います。まぁ電車の中で化粧してるほうがよっぽど本質的に恥ずかしいやね。

あと、ゲームボーイアドバンスSPは、画面がフタ側についているので、「他人から見られない」という意識をもてる点で便利かも。PSPは丸見えですしね。でも私は「現状ではものめずらしい」存在であったとしても、「恥ずかしい」行為とはまったく感じていませんので、これからもバリバリモバイル動画していきたいと思います。もちろん「ものめずらしく」見られることは承知のうえで。

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コメント

電車で動画を見るとしたとき、そこで一番怖いのが「面白い場面に遭遇したとき」。思わず吹き出してしまう、その後のまわりの冷たい視線…これがたまらなく怖い。ゲームやケータイは割と無表情で淡々とできる。この差が大きいんじゃないかなと思うわけですよ。

テレビ電話の利用が思われていたより進まない理由の一つに、知らない人たちの前で表情を出すのに抵抗があるんじゃないかなと。(ちょっと違うかな)

日本人はシャイだからね。

>tinaoさん

コメントありがとうございます。昨日は夜も更けてちょいと勢いでかいたとこあります。面白い話題なのでまたあらためて書きますね。今日は夜まで長丁場のお仕事なので微妙ですが……

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